男道 〜黒石高大が男を見る映画と本〜 第二回

コラム 1月 20, 2017 No Comments

オレは10代の頃調子いい事言うの苦手でさぁ

「黒石は生意気だ」なんて言われてよくシメられてた。

俺はひれ伏すぐらいなら負けてもいいからやってやるぜコノヤロー

なんてデカい喧嘩のときもつっこんで行ってたから痛い目よく見てた。

でも先輩達には可愛がってもらえたぜ。

 

 

特にかわいがってくれてたお兄ちゃんみたいな先輩がいたんだけど

「黒石俺達は戦士だろ? これやるから観ろ」

「押忍」

ってDVDもらったことがあったんだよ。

 

 

 

オレの好きな映画は画が美しい。

この時もらったのが「300 (スリーハンドレッド)」っていう映画でさぁ。

“画+肉体美”なんだよね。

もー、登場する全員カッコイイ。

立ち姿だけでも美しくて

それでいて“the 漢”みたいな映画だから

オレの好きな映画のど真ん中だったんだ。

 

 

 

『300〈スリーハンドレッド〉』2007年 アメリカ。
フランク・ミラー原作の『300』を元にペルシア戦争のテルモピュライの戦いが描かれている。
舞台は紀元前480年。スパルタの王レオニダスの元に大国であるペルシア帝国の使者が現れ、服従を要求してきた。レオニダスはこれを拒否し、使者を殺害する。レオニダスは全軍での迎撃を考えていたが、デルポイの神託によって戦争してはならないと言われてしまう。王とは言え神託には従わなければならないレオニダスは“散歩”と称して300人の兵を率いて、100万人のペルシア軍の迎撃に向かったのだった。

 

 

 
まず、冒頭のシーン。

少年時代の主人公はスパルタ王である父にスパルタのしきたりを叩き込まれる。

『決して逃げるな

降参するな

戦場での死は最高の栄誉』

このセリフ!

 

 

 

 

俺も先輩にさぁ

「どんなにやられてもゴメンナサイ連呼して帰ってきたヤツの仕返し行くの恥ずかしいだろ。最後まで負けてねーぞ、コノヤローって突き通せ」

って言われて育ったから、共感。

 

 

 

 

ただ、現実は一生懸命ツッパってボコボコにされて帰ったら

「お前○○さんと喧嘩してきたのかよ。よくやった、まぁしょうがねーよ」

ポンポン

「流石だな」

って言われて

「あの仕返しは・・・?」

なんて言えるわけもなく

なんとも言えない気持ちになったこともあったけどさっ(笑)。

 

 

 

 

さすがに『戦場の死は最高な栄誉』とは言われてないけど(笑)。

それを言える、実行したいと思ってたから

リングの上で負けを認めるぐらいならいつ死んでもいいぜ

なんて絞められれば失神してやるし

腕決められれば折られてやるぜ

なんて意地張り通してたんだよね。

 

 

 

 

もう一つ、場面変わってペルシア軍の使いがスパルタ王に服従するよう言いに来るシーン。

まずペルシアの使いの登場が画になりすぎてカッコイイ。

それからペルシア側がスパルタ王に土地を渡すよう伝えた時

王妃が横から口を出すんだけど

なぜ女が口を出すのかと使いが聞くと

王妃は『本物の男を産むのは女だから』と返す。

この王妃の言葉もなんか深く納得させられる。

俺はいつでも女に敬意を払ってる。

男を伸ばすのは女の器量だから。

なんだかんだ男よりずっと女のが肝座ってるからね(笑)。

だから男はがんばって漢らしくいなきゃ。

 

 

 

 

このあとのスパルタ王は王妃とアイコンタクトして使いを殺す。

そして『これがスパルタの流儀だ』。

シビレる!

とにかく延々と漢を感じる作品なんだよ。

こんな感じで頭から最後までやってたら

何万字書くのかなぁって感じになるから結構飛ばすぜ(笑)

この後、スパルタ王は300人の兵士を率いて

数万の兵士を持つペルシア軍と闘うことになるんだけど

その気合いの入り方好きだなぁ。

 

 

 

 

そして絶対絶命な状況でさえ

『スパルタ人は決して逃げも、降伏もしない』

このセリフが言えるスパルタの戦士たち。

カッコよすぎるでしょ。

ピンチの時にアタフタしてる奴カッコわりーじゃん。

ピンチの時こそ人間の本性が出るから。

いつも調子いい事ヌかしてる奴が

いざデカイ喧嘩になったら一目散に逃げる

なんてのよく見たよ。

 

 

 

 

まぁさっ、オレがやってた喧嘩は死んだり滅多にしないけどさぁ

この映画この状況じゃその先に待つのは死じゃん。

でも己の義にしたがって

美学を貫き通して

最後まで戦うこのシーン、このセリフがたまらん。

 

 

 
それとその絶対絶命のシーンでさぁ

片目がなくても戦えるって言っている兵士を

国に帰らせるんだけど

自分の物語を、ここでの出来事を人々に伝えてくれって託すんだよね。

すでにこの先の死を感じてたんだろーね。

散り際、死に様も美しいんだけど

そのシーンがもー好き過ぎて

俺は美し過ぎて声出して泣いた。

 

 
あぁ

思い出したらまた涙でそう(笑)。

 

 

 

漢で生きたい

漢で死にたい

まさに漢の美学が詰まってる

美しいの一言な作品。

男とはこーあるべきだ

そんな作品で

「オレの男で生きたい 漢で死にたい」のrootsになった作品。

 

 

 

 

肉体はなくなっても

記憶と気持ちは生き続ける。

最高だぜ。

漢に生まれたんだから

最高にカッコイイ男目指そうぜ。

欲望のままに生きてる

詐欺師みたいな肥えた豚やってる場合じゃないから。

 

 

 

 

漢だろ

ツッパろーぜ

男で生まれたんだろ

漢になろーぜ

最後まで漢突き通そーぜ

そんな風に熱い気持ちにさせてくれる作品。

 

 

 

 

これを観て探してください。

きっと見つかる

あなたのこれからの漢道のRoots。

 

 

 

では今回はこれで。

そんだけ

以上、濱の狂犬でした。

 

※今回謎に上半身裸の写真を送って来た黒石高大。

きっと観てるうちに熱くなって脱いだんだろうと推察される。

ピュアな男だぜっっ!!

また次回もお楽しみに!!

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SOUL Japan editorial dept

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